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くすのきブログ

3年 くすのき食育「理想のこんだて」
くすのき
 3年生はくすのきの学習で、食育「理想のこんだて」に取り組みました。日頃から給食を楽しみにしている子どもたちは、「自分たちで給食の献立を考えるとしたら?」という問いから学習をスタートしました。最初は好きなメニューばかりを並べてしまいましたが、班ごとに「なぜ毎日の献立はこのように組まれているのか?」という疑問を持ち、探究的な学習に進んでいきました。  各班では「ご飯の日とパンの日はどうやって決まるのか?」「和食と洋食の違いは何だろう?」などの学習課題を設定し、図書館の本やインターネットを活用して調べ学習を進めました。学習を進める中で、主食・主菜・副菜という献立の基本や、旬の食材、行事食など多くの食文化について理解を深めました。発表会では、給食の先生をゲストティーチャーとしてお招きし、班ごとのポスター発表を行いました。子どもたちは、自分たちで導き出した答えが正しいかどうか、また、新しい疑問を直接先生に質問しました。先生からは、「ご飯が多いのは栄養が多いからではなく、ご飯だと主菜や副菜と組み合わせやすく、栄養バランスが取りやすいから」というお話も伺い、子どもたちは新たな発見を得ました。  学習のまとめとして、各クラスごとに「理想の給食の献立」を考えます。栄養バランスはもちろん、「みんながおいしく楽しく食べられる給食」を目指した献立です。  この献立は給食の先生方のご協力のもと、来月の給食で実際に提供される予定です。子どもたちにとって、自分たちのアイデアが実現する大きな喜びと達成感を味わえる経験となるでしょう。