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くすのきブログ

4年 山の学習
くすのき 校外学習

1日目

この日は、学校を出て、まず三島食品所有の赤しそ畑と資料館の見学をしました。広大なしそ畑と機械での刈り取りの様子を間近に見ることができました。資料館では、ふりかけの歴史や三島食品が開発している何種類ものふりかけの歴史や三島食品が開発している何種類ものふりかけのサンプルを見学しました。

昼食をはさんで、午後からは循環型農業に取り組んでいる藤本農園へお邪魔しました。藤本さんの農業への情熱や、合鴨農法へ取り組んでおられる理由などをうかがいながら、これからの農業の可能性について学ぶことができました。農業についての学習は、5年生社会科でくわしく学習するので、今回の学習は事前学習としてもよい機会になりました。

宿に着いたら、その日に見学したことを各班に分かれて振り返りとまとめをしました。


2日目

午前中は神龍湖をめぐるウォーキングを行いました。ガイドさんの植物や生き物に関する楽しい解説を聞きながら、宿から湖まで下り1.5㎞、湖の周り2㎞、湖から宿まで上り1.5㎞の行程です。日差しも強くアップダウンもあり、子どもたちにとっては険しい道のりでした。しかし、子どもたちは美しい自然を楽しみながら、仲間と声を掛け合って前向きに歩き切りました。子どもたちの気持ちの良い態度にガイドさんからもお褒めの言葉をいただきました。

午後は、庄原市東城町の福祉事務所で作られている土鈴の絵付け体験をしました。素焼きの土鈴に、思い思いの絵柄や文字、キャラクターなどを絵筆を使って熱心に描きあげました。

夜は、キャンプファイヤーを行いました。各学級の代表が教頭先生から火を受け取り、中央の点火台に炎を灯しました。炎を見つめながら、絆を深める簡単なレクリエーションを行い雰囲気を高め、今回の山の学習で子どもたちが最も力を入れてきた班ごとの出し物を行いました。劇やクイズ、ゲーム、怪談話、ダンスなどそれぞれの班が趣向を凝らした出し物を披露しました。仲間を楽しませることを考えて作られた出し物は、どれも素晴らしいものでした。

最終日は、飯盒炊爨を行いました。一日目に見学した藤本農園さんからいただいたお米を使って、班で協力してお弁当作りに挑戦しました。班の中で焚火で火をおこすチームとお米を研ぐグループに分かれて、ほぼ子どもたちだけで作業を進めました。どの班も高い集中力で作業にのぞむことができていました。お弁当ができたら、先に片付けをして、景色の良い原っぱに移動してお弁当をいただきました。


三日間を通して、子どもたち自身が話し合って決めためあてである「自立」「きずな」「感謝」について、時には反省しながらも、それぞれが成長しようと前向きに活動することができました。今年の4年生は、活動が進むにつれて子どもたちの意識が高まっていったことがとても印象的でした。子どもたち自身も、自分たちの底力を実感したのではないでしょうか。この学習で得た自信を胸に、今後の学校生活でもチャレンジを続けてほしいと願っています。