くすのきブログ
5年 算数 「円の面積の求め方」
その他
5年生の算数では円の面積について学習しました。小学校で広さの考え方を最初に学ぶのは1年生の冬です。友だちとハンカチをひろげ、重ねたり、並べたりして比較(直接比較)します。この体験から子どもたちは広さの概念を知り、広さを比べる方法について理解をします。4年生になると長方形や正方形の面積の求め方を学習します。ここでは求めたい図形の面積が1㎝2のいくつ分かで考え求める方法を学び、長方形や正方形の面積を求める公式も学び使っていきます。このとき、公式で求めることができない図形については工夫することで面積を求めます。その工夫の一つに図形の面積を変えず、形を変形させる「等積変形」という方法があります。円の面積の学習では、子どもたちは、円を中心のまわりに等分し、既習である三角形や平行四辺形、長方形に変形してみることで、等積変形を体験し、自ら公式を導き出します。このように算数では日々の学習の積み重ねが次の学習へとつながっていきます。