くすのきブログ
2年 くすのき 人の話を聞く名人になろう!
くすのき
小学校にも慣れ、人間関係も深まりつつある2年生にとって「しっかり話を聞けるようになること」は非常に大切な課題です。
友人の話に耳だけでなく「意識」を向けて聞けると、ケンカなどのトラブルの際にも、一緒に事実を確認し、自分と相手の反応を比べる中で、相手の気持ちを感じることができるようになっていきます。こうしたやりとりの中で、子どもたちは「共感力」を伸ばしていきます。
今回、校長先生に「聞くこと」の大切さについて特別授業をしていただきました。
まず、「もう一度食べたいもの」というテーマで短いスピーチ原稿を考えました。子どもたちは等身大の思いで、今自分が食べたいものを正直に語っていました。
子どもたちにとって、身近なテーマで語り合ったことで、教室には笑顔があふれ、自然と「いいな!」や「ぼくも食べたい!」といった温かい反応が生まれていました。
校長先生が、「こうした反応があると話している時どんな気持ちになりますか?」と子どもたちに問うと、子どもたちからは「安心できる」「もっと話したくなる」と言った素直な感想が出てきました。
最後に、こうした反応を「共感の言葉」と呼び、普段のコミュニケーションを潤滑にする態度であることを確認しました。
「良い姿勢で聞く」「静かに聞く」といったところから、「相手が安心して話せるように聞く」といった能動的な聞き方について体験的に学んだ子どもたちは、早速「共感の言葉」を使いたくなったようでした。



