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くすのきブログ

5年 国語「和の文化を受けつぐ」発表会
くすのき

 5年生では国語の学習で、様々な日本の伝統文化について必要な情報を集め、それを基に発表会を開くことを目標に学習してきました。
 まずは、「和の文化を受け継ぐ~和菓子をさぐる~」という説明文の読解の学習から始まりました。この説明文は伝統文化の中でも身近な和菓子を題材とした文章です。資料や表を効果的に使いながらわかりやすく述べていること、また、序論、本論、結論の構成が明確で、和菓子を「歴史」「ほかの文化との関わり」「文化を受けついだり支えたりする人」という三つの観点から説明しているということなど、筆者が読み手に、とても分かりやすく伝えている文章です。読解の授業を通して、それらのことを共有し、この説明文が自分の調べたい「和の文化」に迫り、発表するための手引きとなっていくことにも気づきました。

 いよいよ発表会へ向けて学習が始まり、各クラス12グループに分かれ、次のように学習を進めていきました。
① 調べる観点を決め、インターネットや本を使い、必要な情報を集める。
② 伝えたいことが明確に伝わるよう、協力をしながらポスターにまとめる。
③ 発表原稿を作り発表の流れを考え、練習をする。
④ 発表会を行う。

 発表会は12グループの内、一つの教室で、6グループが同時に行いました。残りの6グループがお客様です。自分たちの発表も、お客様になることもとても楽しみにしていたようでした。発表は一回につき5分間で、5分の中で発表と質問タイムを設定しました。5分経つと次のグループが回ってきます。何度も繰り返し本番を行うこととなり、その度に工夫をしている様子も見られ、どんどん発表が上手になっていきました。どこのグループにも様々な工夫があり、聞いてくれるお客様と一体となれる発表ばかりでした。日本には様々な伝統文化があり、それを受けつぐことの大切さを改めて感じる発表会となりました。