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くすのきブログ

3年 くすのき ブラインドウォーク
くすのき

くすのきの授業では、
「まちの中のバリアフリーに関心をもち、視覚障がい者の方の生活について理解を深める」
「困っている人に出会ったとき、自分にはどのようなことができるかを考える」
ことを中心に社会福祉について学んでいます。

 「ブラインドウォーク」とは、目の見えないことを体験し、もう1人がガイド役になり行動するものです。今回は、新校舎の廊下に平均台やマットなどを設置し、歩行時の障害物(坂道や段差、ポール、細い通路など)に見立てました。

 視覚障がい体験用のメガネをかけると、一気に何も見えなくなり、方向感覚も失い、とてつもない不安感に襲われた様子でした。視覚障がい者の方の大変さを想像することができたようです。それと同時に、手助けしてくれる人のいる心強さも感じたようです。

 また、ガイド役として、どのように手助けすればいいのかを試行錯誤しました。まずは、自分なりに考えた方法でガイドしてみましたが、なかなか上手くいきません。「躓いてこけてしまわないように、早めに声をかけて段差があることを伝えよう。」「前に立って誘導した方が怖くないかな。」と実際に歩きながら考えていました。その後、背中を押したり手を引いたりして誘導するのではなく、自分の肩に手を置いてもらうとよいことを伝えました。

 この学習を終えて、今後の生活の中で困っている方に出会った時には、自分から声をかけてお手伝いしようと考えていました。