くすのきブログ
6年 くすのき いじめ防止授業
くすのき
本校では、くすのきの時間、いじめ防止授業を全学年で行っています。小学校生活最後のいじめ防止授業となる6年生では、弁護士の先生をお招きし、いじめに関する授業をしていただきました。
まず、LINEにおける事例をお話されました。いじめの被害にあっている子、加害者となっている子、周りにいる子たちがどんな気持ちでいるのか、想像しながらお話を聞きました。加害者に当たる人は「そんなつもりではなかった。」と、誰もが言うそうです。自覚のない言動や行動が、人の心をいつの間にか大きく傷つけるという恐ろしさを感じました。
そして、当時、中学2年生だった男子生徒が学校で数々のいじめをクラスのみんなから受け続け、助けを求めることなく自殺してしまったという事件の話を聞きました。もし、あのとき、やめようという子が一人でもいたら、もしあのとき、助けを求められる環境が一つでもあったなら、男子生徒の命は助かったかもしれません。もし自分がその場にいたとしたら、自分には何ができただろうと、真剣に考えました。こんな悲しい事件は二度と起こってはいけないと思うと同時に、いじめのない社会を作っていこうという思いを強くすることができました。


