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くすのきブログ

第4回 音読集会
異学年交流

 音読集会を行いました。今回から「安田リヨウ記念講堂」に会場を移して開催になりました。音響工学的に音楽演奏などに適した設計になっており、これまで以上に、子どもたちが「声を響かせる楽しさ」を実感できる会場です。

 また、客席に座ることで音読を落ち着いて聴きあうことができるため、「6年生のように音読したい!」「1年生の元気な音読を見習いたい」というように、前向きな相互作用も期待できます。

 「安田リヨウ記念講堂」は今後も卒業式などの「儀式」で活用するため、音読集会は日常行事ではありますが、子どもたちは一礼してステージに上がるなど「舞台は大切な場所」だという意識を持って活動を行うことができました。日常からこうした意識を持つことで、「儀式」の際も、「儀式のための動きをする」のではなく、「これまで学びの集大成としての姿を見せる」ことができます。

 大人でも壇上に上がると気が引き締まるような会場ではありますが、音読集会の司会進行は、子どもたちの自治的組織である児童会の5・6年生児童が全て行いました。事前に、自ら司会原稿を推敲し、練習をして本番に臨んでくれました。淡々と進行するだけではなく、各学年の発表のあとには、それぞれの音読の良さを一言会場に伝えるなど、温かい気配りを織り込みながら大役を務めあげました。

 音読というシンプルな活動内容ではありますが、回を重ねるごとに、学級、学年の成長が実感でき、嬉しく感じています。音読教材も各学年非常にバラエティーにとんだ内容になっており、それぞれの学年が、その学年、メンバーだからこその内容で取り組んでいると思います。ぜひリンク先の動画もご覧ください。残りの音読集会も、安田小学校の1年間の積み重ねが感じられる内容になることを願っています。