くすのきブログ
3年 社会 農業体験学習
くすのき
校外学習
三原市にある「果実の森公園」で農業体験学習を行いました。この学習の目的は、農業に関わる方々のお話や収穫体験を通して、生産者の努力や苦労、工夫を知ることです。
事前学習では、りんごが収穫されるまでには多くの試練があることを教えてもらいました。工場で生産される商品とは違い、台風などの自然災害や虫食い、病気を乗り越えなくてはなりません。普段何気なく食べている野菜や果物が、農家の方々によって一つ一つ丹精込めて作られたものであることを知り、事前学習を終えた児童は「これからは感謝の気持ちを持って、ありがたくいただこうと思った」との感想を持ちました。
SDGsにつながる学習も行いました。商品として出荷できるりんごと、傷などがついて出荷できないりんごの試食をさせてもらい、味に差はないことを知りました。また、加工工場を見学させてもらい、出荷できないりんごをジュースやジャムなどに加工することで「食品ロス」を減らす取り組みも知りました。
「果実の森公園」では、木になっているりんごを自分の手で収穫する体験をしました。収穫の仕方や美味しいりんごの見分け方を教えてもらい、いざやってみるとその大変さや難しさがよく分かります。大きさや色づきの良さを吟味し、自分で収穫したりんごはお土産として持ち帰らせてもらいました。「秋映(あきばえ)」「陽光」「シナノゴールド」の3品種をそれぞれ収穫した児童は、食べ比べをして味の違いを調べるんだと息を弾ませていました。



















