2019.11.29
2年生くすのき「安田アラウンドマップを作ろう」
2019年11月18日(月)
目的)学校の周りの施設や公共物について身近に感じ、地域社会への興味や愛情を持たせる。
(学習の流れ)
①地図を見ながら学校周辺を探検し、近くの施設や公共物などを見つける。
②探検の中で生まれてきた疑問や調べてみたいことについて、その場所を訪問し、詳しい人に直接尋ねる。
③学んだことをタブレットで1枚の新聞にまとめる。
上野学園ホール、広島ホームテレビ、アストラムライン白島駅、工兵橋、の4か所について、直接訪問して話を聞きました。
①上野学園ホール
上野学園ホールでお話を伺いました。
上野学園ホールの正式名称や座席の数などを教えていただき、ホールのステージにも上がらせていただきました。
「ホールの壁が木製のため、音がやわらかい」ということも教えていただきました。広島の人たちにコンサートホールとして長く愛されている秘密がわかったような気がしました。この会場は、隔年で安田小学校の音楽会が開催されます。
②広島ホームテレビ
学校からも広島ホームテレビのテレビ塔はよく見えます。でも、建物の中がどんな風になっているのかは知りませんでした。
今回は特別にスタジオの中に入れていただき、テレビ番組「5UP」のキャスター席にも座らせていただきました。スタジオの中にはライトがたくさんぶら下がっており、テレビカメラも間近からみることができました。
今までテレビの中でしか見たことがなかったスタジオが目の前にあるということで大変興奮気味でした。「本物」を見せていただいて感激です。
③工兵橋
工兵橋は私たちの学校のすぐ北にあるつり橋です。安田小学校に長くお勤めの校長先生にお話を伺いました。
お話の中で、工兵橋はたくさんある広島の橋の中でも唯一のつり橋であることを知りました。原爆が落とされたときにも壊れなかったため、たくさんの人がこの橋を渡って避難したことも知りました。北門のそばには慰霊碑があります。
登下校する時や北公園で遊ぶ時など、いつも見ている慰霊碑にどのような気持ちが込められているのか、子どもたちは初めて知りました。
④アストラムライン白島駅
アストラムラインは本校児童もたくさん登下校で利用しています。白島駅は学校から一番最寄りの駅です。駅員さんにお話を伺いました。
お話の中で、「アストラムライン」という名前の由来や環境にも配慮された交通機関であることが分かりました。また、「アストラムラインはどうして黄色なのか」や「一日に何人の人が利用するのか」など、子どもたちの質問を元にお話をしてくださいました。毎日使っているアストラムラインがより身近になったような気がします。
どの場所も近くにあることは、子どもたちは知っていました。でも、今回こうやって直接訪問し、そこで働く方々にお話を伺ったという経験は、距離的な近さだけでなく、自分たちの生活にも近いのだということを実感してくれたのではないかと思います。
すべての見学が終わったら、見てきたことや聞いてきたことをタブレットを利用して地図と一緒にまとめました。
まだ、タブレットで文字を打つことは不慣れで、聞いてきたことをたくさんの文字であらわすことはできていませんが、グループで役割分担をして、それぞれの場所について写真を貼り付けたり文字を打ったりしてまとめました。
素敵なアラウンドマップが完成し、達成感を味わうことができました。
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