授業紹介
看護学部 看護学科

授業紹介

微生物学・感染症学

宿主・病原体関係を理解する

微生物による種々の感染症の症状と病理について理解することを目的とします。細菌やカビ、原虫、寄生虫、ウィルス、プリオンなどの微生物とそれらが起こす感染症について基礎的知識を身につけ、また消毒、滅菌、抗菌剤と耐性菌、新興感染症についても学習します。

疾病論(疾病論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)

疾病(しっぺい=病気)を理解する

1年生で疾病論Ⅰと疾病論Ⅱ、2年生で疾病論Ⅲと疾病論Ⅳを履修し、2年間で全身の主要な疾病について学びます。人体の構造や機能を理解しながら、病気がなぜ発生するのか、どんな症状がでてくるのか、どのように診断し、治療するのか、さらに可能な予防についても学び、患者の看護を行う上で必要となる患者の病態を把握するための基本的な医学の知識を習得します。

疾病論Ⅰ

生活習慣病、感染症、婦人科疾患を理解する

1年生の最初の疾病論では、生活習慣に関連して発症する糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症などの代謝性疾患やホルモンを分泌する内分泌腺の異常による内分泌疾患、さらに感染症、婦人科疾患について学びます。講義では人体の構造や機能を復習しながら、各疾患の発生原因・病態・症状・診断方法・治療法・予防について学び、患者の看護を行う上で必要となる基本的な医学の知識を習得します。

疾病論Ⅱ

呼吸器、腎泌尿器、免疫疾患、感染症の臨床を理解する

感染症、呼吸器、腎泌尿器、免疫・アレルギー、膠原病など各疾患別にその病因、病態、診断、治療、予防など基礎から臨床にいたる基本的な医学の知識について学びます。

疾病論Ⅲ

消化器疾患、造血器疾患、循環器疾患を学ぶ

消化管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)、肝臓・胆嚢・膵臓などの栄養素の消化吸収に関わる臓器に発生する疾患、血液を製造する骨髄に発生する疾患、血圧や心臓・血管に関する循環器疾患について学びます。消化器・造血器・循環器の構造や機能を理解しながら、各疾患の発生原因・病態・症状・診断方法・治療法・予防について学び、患者の看護を行う上で必要となる基本的な医学の知識を習得します。

疫学

疾病の発生要因を発見し予防する方法を学ぶ

人間集団での疾病の発生の分布を観察して、疾病の発生に関連する要因を明らかにして、疾病の発生予防を行う疫学研究方法や研究倫理について学びます。また、疾病の発生を予防するために行う一次予防・二次予防・三次予防の予防医学や死因の上位を占める生活習慣病・感染症などの疾病の疫学・予防方法についても学習します。

保健統計学

健康や医療等に関わるデータの扱い方を学ぶ

人口統計調査や各種保健統計調査のデータの見方や活用方法・管理方法を学び、各種統計データから国民の健康課題を把握している現状を学習します。また、疫学研究で得られる記述統計データ(代表値や散布度)の算出方法などのデータの整理や図表化、活用についての基本を習得し、さらに点推定と区間推定、有意差検定等の推測統計に関する基本的な統計学的方法を学びます。

医療・看護倫理学

看護に必要な倫理的行動を学ぶ

個人・家族・地域の尊厳と権利を擁護する看護のあり方を考え、医療を担うために必要な医療安全管理や医療倫理の視点で対象者やその家族に対応するため、医療行為の安全性と危険性についての理解を深めます。

基礎看護学概論Ⅰ・Ⅱ

看護は何かについて学ぶ

一人ひとりの健康問題を解決する看護の機能と役割と責任を理解し、自己理解と他者理解を通し、患者さんの権利、人間関係形成過程、コミュニケーションに関する理論とその技法を理解し、説明、同意等を通して援助的人間関係のあり方について学びます。

生活援助方法論Ⅰ・Ⅱ

看護に必要な知識・技術を学ぶ

看護の基礎となる科学的根拠を理解し、看護実践に必要な知識、技術を学びます.健康障害をもつ人のニーズが充足できるよう、観察方法やコミュニケーション方法を学ぶとともに、日常生活や療養生活を支援するための基本的な看護技術を修得します。

成人看護方法論Ⅰ(慢性期)

慢性疾患の看護の方法を学ぶ

慢性疾患(糖尿病や慢性腎不全、慢性心不全など)を抱える患者・家族の看護について学びます。特に、病気をもちながらもその人らしく生きていけるように、患者自らが生活習慣をコントロールできるようにセルフケアマネジメントについて深く学びます。

成人看護方法論Ⅱ(急性期)

急性期看護の実践方法を学ぶ

急性炎症など急性期にある病態、周手術期にある成人の術前・術中・術後・回復期における病態や検査、侵襲的治療を理解し、その看護援助法を学びます。生命危機的な状況にある対象者の呼吸・循環管理など救急看護に必要な看護技術を修得します。

高齢者看護方法論

高齢者がその人らしく生きることを支える

老性変化や疾患に伴う高齢者の健康及び生活機能の障害を理解し、高齢者とその家族の持つ力を引き出しながら支える看護援助に必要な知識と技術を学びます。また、高齢者が生きてきた長い年月と経験に思いを巡らせながら、尊厳とQOLについて考察します。

母性看護方法論

すばらしき生命誕生を支援する

周産期における女性・胎児・新生児の健康保持・増進、異常の予防および異常が生じないための指導や相談、管理、臨床的な看護技術を習得します。また、母子相互作用、親役割の取得過程について自身の考えを深めていきます。

小児看護方法論

子どもの最善の利益を保証する看護方法

子どもの健康問題が子どもやその家族に与える影響を理解し、子どもの成長・発達に応じた看護の方法を習得します。子どもの力を引き出す倫理的視点を中心に据えた看護のあり方を学びます。

在宅看護方法論

在宅看護の実践方法を学ぶ

地域で暮らす療養者や家族の健康を支えることを目的とした在宅での看護活動を学習します。特徴的な事例を通して、保健・医療・福祉の連携や社会資源の活用を考え、自立支援と生活の質(QOL)の向上を目指した問題解決を学びます。

精神看護方法論

精神に障害を持った人への看護の方法を学ぶ

精神の病を持った人の生活の在り方を理解し、認識のはぐくまれ方を予想しながらセルフケアがどの程度できているかどうか、その観察の方法を学びます。腹話術人形や音楽を使った看護の方法についても患者さんの前で実践できるように学習します。

助産診断技術学演習

安全で満足できる出産のための分娩介助実践技術を学ぶ

妊娠期の診断とケアに必要な診断知識、正常分娩介助技術と多様な分娩方法に対応した適切な助産ケア、母乳育児を中心とした育児支援並びに子どもとの愛着形成や支援を必要とする判断や根拠を説明できる基礎的能力を身につけます。

公衆衛生看護学

人々の健康増進や疾病予防を目指す看護を学ぶ

病気を抱える人も健康な人も含め、すべての人々の健康の保持増進や疾病の予防、生活の質(QOL)を向上することを目指す公衆衛生学を基盤とした看護学を学びます。 個人を対象とするだけでなく、家族・集団・地域全体の健康増進を目指す看護活動であり、社会の動向や人々の健康課題を理解しながら、公衆衛生看護活動を行う保健師の役割と保健師活動についても学びます。

公衆衛生看護管理・活動論Ⅰ&Ⅱ

公衆衛生看護学を基盤とした保健師活動を学ぶ

公衆衛生看護学での学習をベースに、人々の健康の保持増進や疾病の予防、QOLの向上を目指す保健師活動について詳しく学びます。実際に大学周辺の地域を歩いて地区踏査を体験したり、統計データなどから地域アセスメントを行い、地域の健康課題を把握し、事業化・施策化していく保健師活動の過程を学びます。また、地域住民の前で健康教育を行ったり、災害時の避難所支援や感染症発生時の対応についても体験します。