安田女子大学の現代心理学科に進学した理由は?
人の気持ちや反応が、その時の状況や条件によって変化すること、また自分自身の自己理解を深めたいという思いから、中学生の頃より心理学というものに興味がありました。特に中学時代は、友人関係において、自分も周囲も環境や関係性の変化が目まぐるしく、これから先の生き方を考える時期でもあったので、自分を含めて人というものをより深く知りたいと思っていました。また、安田女子大学は学生数が多く、さまざまな人と関わりながら学べる環境なのではないかと感じたことも進学を決めた理由のひとつです。
現在の仕事内容と、やりがいを感じるのはどんなこと?
現在の仕事は、児童心理司として子どもと接することが多いです。0歳~18歳までの児童を対象に、検査を行ったり、面接という形でやりとりを行ったりして、それぞれに応じた支援について考える仕事をしています。また、療育手帳に関係する事務も行っています。児童相談所という職場上、関わる児童は傷つきやさまざまな家庭の課題を抱えている人が多いのですが、繰り返し会う中で、本人や保護者から落ち着いて過ごせるようになったという言葉を聞けたときには、手助けをすることができたのだと思い、やりがいを感じます。
就職先を選んだ理由は?
心理学を学び始めたのは興味からでしたが、学ぶうちに心理の専門知識を活かせる仕事をしたいと思ったからです。そして、より多くの人と関わり、生活の支援を行える職業が良いと思って選びました。決して積極的に関わろうと思っている保護者や児童ばかりではありませんが、そういった人たちにも関わり、サポートを提案して支援ができる立場として、県職員の心理職に就きたいと考えました。特に、児童に対する支援や関わりを行いたいと思っていたので、それが叶う職場を選びました。
今後の目標や挑戦してみたいことは?
入庁した頃からずっと同じ目標ではあるのですが、より専門的な知識やスキルを習得し、効果的な支援を行えるようになることです。関わる方々には意味のある時間だったと思ってもらえるように、検査や面接を通して、少しでも多くのものを返していきたいと思っています。また、自分の気持ちをより良く保つ方法を多くの人に伝え、自分自身で上手く活用できるようになってもらいたいという思いもあります。そのために、まずは、単純ですが、しっかり「伝えること」を目標にしながら、これからも励みたいと思っています。
高校生に向けたメッセージ
これからのことを考えるうえで、何を学ぶかは重要ですが、まずは興味のあることに、ためらわず飛び込んでみてほしいと思います。どんな分野であっても、必ず自分の糧になりますし、自分自身の新しい気づきにも繋がります。積極的に学び、経験して、多くのことを吸収していってほしいと思っています!