科学技術が急速に進歩し、多様化する現代社会においては、自然界に存在する物質や現象の原理・法則を追究する
「理学」
と、その知識をもとに新たな技術を創生し、豊かで快適な社会を創造する
「工学」
の力を併せ持つ
「理系人材」
の育成と活躍が求められています。
理工学部では、基礎教養教育と各学科に立脚した専門教育、専門の垣根を越えた融合教育を有機的に組み合わせ、急速な技術革新・自然との共生・持続可能な社会の実現など、現代社会が抱える複雑な課題に対して柔軟に取り組める人材を養成します。
一人ひとりが幸せや生きがいを感じる
豊かな未来を創るため、
理工学の舞台であなたの挑戦を始めませんか。
Biological Science
植物を中心に生物生命の仕組みを学び、
次世代の「食」「資源」「環境」分野で活躍する実践力と創造力を身に付けた人材を養成する。
学びのキーワード
Informatics
情報技術3分野を横断的に学び、Society5.0で必要とされる 発信力・表現力・課題解決力 を兼ね備えた人材を養成する。
学びのキーワード
Architecture
デザインを重視した意匠設計を中心に学び、女性の感性・きめ細かさ・共感力を活かし、「想い」をカタチにできる建築家を養成する。
学びのキーワード
Biological Science
植物を中心に生物生命の仕組みを学び、次世代の「食」「資源」「環境」分野で活躍する実践力と創造力を身に付けた人材を養成する。
生物学を基礎から学び
興味を広げる
研究テーマを模索する
入学前に生物や化学を深く学んだ経験がなくても、基礎から理解を積み上げていくことができる段階的なカリキュラムを整備。また、理論だけを学ぶのではなく、1年次からの 早期実習体験や実験(植物園や農場での観察・採集・調査などのフィールドリサーチ) で実践的に、楽しく生物を学び、興味を広げ、一人ひとりの視点で研究テーマを模索することが可能です。
理論追究・実践展開の
2コース展開により
専門性を深める
3年次からは各自の関心や適性を見極め、2つのコースに分かれて専門性を深めます。
①生物科学コース
では、
生物学の基礎研究を中心に、ゲノム解析・遺伝子組換え・品種改良など、生命の真理を追究。
②食・環境開発コース
では、
花き(観賞用植物)・園芸や食品・発酵醸造などを学び、生活を彩る食品開発、高品質果実や野菜・花・香粧品等の創造に挑みます。
協働研究や商品開発など
地域連携プロジェクトワークで
実践力と創造力を高める
企業や地域との協働研究・連携により、学生主体で課題解決や商品開発などに取り組む
プロジェクトワーク
を通して、社会で直面する問題解決に必要な実践力と創造力を養います。
カリキュラムでは、
学年・コース・研究室を越えて履修できる科目群
を設定。各々のプロジェクトや研究テーマに応じ、理論と実践の両面から多角的にアプローチすることで、深く、広い視野を持つことができます。
植物を中心に、分子・細胞から生態系に至るまで、幅広い階層で生物の進化や多様性の本質を学び、 「食」「資源」「環境」に関わる諸問題を解決し、持続可能な社会構築に寄与するための基本的知識と技術 を有する人材を養成します。
食品・バイオ・環境アセスメント関連企業等の生産・品質管理・環境系技術者を筆頭に、医療・保健・製薬、卸・小売業、農業関連機関、公務員(農林水産省、地方公務員)など、多方面での活躍が期待されます。
Informatics
情報技術3分野を横断的に学び、Society5.0で必要とされる 発信力・表現力・課題解決力 を兼ね備えた人材を養成する。
最新の効率化された学修体系で
情報技術を基礎から学ぶ
現代社会においてプログラミングスキルはますます重要性を増しています。情報科学科では、汎用性が高いプログラミング言語(Python)を中心とした、
最新かつ効率的なカリキュラムを展開
。1~2年次にかけて情報技術の基礎を学び、3年次以降に専門性を深化させるために必要な基盤を確立します。
また、情報倫理や著作権、プライバシーなどの情報社会学を学び、技術を社会で実装するための倫理観を身に付けます。
情報技術3分野から複数の学びを選び修得スキルをデザイン
プログラミング、ウェブ開発、ネットワーク等に関する デジタルメディア分野 、人間とコンピュータの相互作用を設計・最適化し、操作しやすいデザイン構築を学ぶ ヒューマンインタフェース分野 、人工知能やビッグデータなど最先端のテクノロジーを扱う データサイエンス分野 。情報科学科では、これら3分野から興味のある複数領域を自由に選び、自分のアイデアを伝える力、創造力、問題を解決する力を磨きます。
分野横断型チームで挑む
社会連携プロジェクト
3年次には、社会での課題に対する具体的な解決策を模索するため、
行政や企業と連携し課題解決型のプロジェクトワーク
に挑みます。
プロジェクトは
分野を越えた横断型の学生チーム
で行い、異なる背景や専門分野を持つメンバーで協力し課題発見から解決策の設計、その実装まで一貫して取り組みます。こうした経験を通して、社会での即戦力(創造力、コミュニケーション力・課題解決力)を養います。
情報理論に基づく定量的な評価を用いて、社会課題を正確に理解し、 解決に必要となる情報システムの設計・開発から実装・運用 まで行うとともに、 人間の能力を援助する快適なヒューマンインタフェース環境を構築 できる人材を養成します。
実践力のあるエンジニア
未来を予測できる課題解決型人材
次世代クリエイター
Architecture
デザインを重視した意匠設計を中心に学び、女性の感性・きめ細かさ・共感力を活かし、「想い」をカタチにできる建築家を養成する。
設計・製図の基礎から応用まで
段階的に学ぶ
1年前期~4年後期まで8学期にわたる演習を通して、製図用具の使い方など基礎から学び、特にデザインを重視した意匠設計を中心に学ぶことで、創造力豊かな建築家を養成します。
4年次には、学生一人ひとりに用意された個人設計スペースで集中的に学修。自分自身の創造性と技術を最大限に引き出し、主体的に設計作業に取り組むことが可能です。
建物に新たな生命を吹き込む
「建築再生学」
既存住宅の長寿命化や歴史的町並み保存など、既存の建築物がもつ固有の価値を理解し、その可能性を最大限に引き出し、
新たな価値を付加し再提案するリノベーション・コンバージョン
の手法を学びます。
過去から現在、そして未来へと繋がる持続可能な建築環境の創造に貢献するための力を身に付けます。
専門的職業観を高める
国内/海外建築研修
国内/海外研修により地域の文化や風土等を肌で感じ、住環境に対する理解を深め、
歴史的な建築物、現代建築のコンセプトや表現方法を体験的に学ぶことができます。
実地研修を通して、建築家という専門的職業に関わる視野が広がり、自分自身が建築作品を創造する上での貴重なインスピレーションを得ることができます。
建築に関する専門的知識・技能に加えて、 自然環境への配慮やエネルギー効率化などグリーン分野を含めた広範な生活環境に対する状況把握能力や判断力、倫理観、審美性、創造力 を兼ね備えた人材を養成します。
ハウスメーカー、建築設計事務所、公務員(建築職)、総合建設会社(ゼネコン)、建材メーカー、インテリアメーカー、ディスプレイデザイン企業など、設計だけでなくインテリアプランナーや積算、施工管理など幅広い職種での活躍のほか、大学院に進学し高度な専門性を養うことも期待されます。
理学・工学の領域を俯瞰的に学ぶ
カリキュラム展開
理工学部では、自然界に存在する物質や現象の原理・法則を探究し理解する「理学的視点」と、その知識をもとに新たな技術を創生する「工学的視点」を併せ持ち、現代社会の複雑な課題に対応するスキルと知識を身につけるため、 基礎教育科目を中心に理学・工学の領域を俯瞰的に学べるカリキュラム を展開します。
総合大学ならではの
幅広い教養教育
急速に科学技術が進歩する現代では、文系・理系の枠組みに捉われない知識や思考法など、人間としての在り方や生き方に関する深い洞察、現実を正しく理解する力が不可欠です。2023年現在、7学部14学科が1キャンパスに集う安田女子大学では、幅広い教養科目を展開しており、全学部に共通した科目は150科目以上を開講。 自分の専門分野に限定せず、多くの学びに触れ、幅広く知見を養うことができる点は、総合大学だからこそ可能な学び です。
地域連携プロジェクトでの
多角的なアプローチ
理工学部の全ての学科において、社会や地域との連携を前提としたプロジェクト演習を重点的に展開します。大学で理論を学ぶだけでなく、大学の外に出て、行政や企業、地域の課題やニーズを収集し、 必要に応じて他の専門分野と連携しながら多角的にアプローチする ことで、 自身の専門分野を基盤とした創造力・コミュニケーション力・課題解決力 など、社会での即戦力を身に付けます。
エントランス「水の広場」や、学生の創造性を育む環境を整えた「ラーニングコモンズ」など、カラフルで遊び心にあふれた施設が充実。高校生の多くが「え?ここが大学?」と驚くキャンパスです。
学生が能動的・協働的に学ぶ環境づくりとして最新のICT環境の整備にも力を注いでいます。
さらに、
理工学部設置計画に伴い、新しい分野の研究・実験に対応するため、延床面積約15,000㎡の新棟(理工学部棟)が2025年に完成予定。
ますます充実する学修環境が、あなたを待っています。
本学では、ICT活用能力の高い人材を育成することを目的として、一人一台、専用のノートパソコンを使用し、能動的な学修を行える環境を整備しています。(2023年度は本学仕様のノートパソコンを入学時に全学生に配付)。大学では共通教育科目として「情報処理基礎I〜IV」の授業を全学生が履修。パソコンの基本操作、文書作成、表計算ソフトの活用、プレゼンテーションスキルなどを実践的に学びます。「情報処理基礎I〜IV」は、文部科学省が定める「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されています。
一人一台の専用PCでICT活用能力を育成
ICTスキルを養える設備が充実
巨大な3面スクリーンでリアルな空間を体験
学生のアイディアをカタチにする最新機器