安田女子大学の書道学科に進学した理由は?

幼少期から憧れていた「教員」という職業と、好きな書道を続けること、これらが両立できる「書道の教員」を目指したい。高校生の頃から注力していた地域連携活動をさらに展開させ、「書」を通して多様な人と出会い、コミュニティを広げたい。このような高校生の頃から抱いていた夢の実現のために、最も適していると感じたのが安田女子大学の書道学科でした。

現在頑張っていることや力を入れて取り組んでいることは?

1年生の頃から絶えず作品制作に力を入れています。作品を一から制作する時間は自分を見つめる時間でもあり、自らの成長を直に感じられることのできる時間でもあります。納得がいかず、一つの作品に膨大な時間をかけることもありますが、作品が完成した時には苦労を上回る満足感と達成感が得られます。書道学科では身の回りに飾れる小さな作品から、自分の身長より大きな作品まで、様々な作品の制作を行うため、いつも新鮮な気持ちで制作に没頭することができます。

印象的だったエピソードがあれば教えてください。

入学当初は、書の名品とされる古典を手本とし、その書法を学ぶための「臨書」を通して作品制作をしていました。ですが、多様な書法や作品制作の知識、経験を積んだ現在は、古典に基づきながら自分なりの表現を目指し、「創作」の作品制作も行っています。制作した作品は学内外に展示されたり、外部の展覧会へ出品したりします。その中でも、冬に行われる「卒業制作展·書道学科展」では、全学年の作品が広島県立美術館に展示されます。自分の作品が大きな美術館に展示されることは価値ある経験であり、作品制作のモチベーションにも繋がっています。

社会連携活動として、熊野町で開催された「筆の都くまの町民文化祭」に参加

社会連携活動として、熊野町で開催された「筆の都くまの町民文化祭」に参加

今後の目標や挑戦してみたいことは?

国語と書道の教員免許取得を目標にしています。そのために、授業で知識を得たり、模擬授業や教育実習に向けた授業づくりをしたりと忙しい生活を送っています。また、教員には専門的知識の他に、柔軟な発想力やコミュニケーション能力が必要であると考えています。書道学科で取り組んでいる地域連携活動は、教員に求められる豊かな人間性を育むための重要な機会になると考え、積極的に参加しています。学外での活動となるため、責任感や主体性を求められますが、大好きな「書」を通して多くの人と関わることのできる貴重な時間となっています。

高校生に向けたメッセージ

「書道学科」と聞くと、経験者や上手な人など、ある程度の専門性を持っていなければいけないのかなと不安に感じるかもしれません。実はそんなことはありません。私も入学時はほぼ初心者の状態でした。基礎から応用へと積み上げていく授業を通し、確かな力が身に付いていきます。書道学科では、書を社会の中で生かしたり、デザインの分野へ応用させたり、新たな可能性を常に追求しています。机に向かって書くだけではない、幅広い書道がこの学科の魅力です。