安田女子大学の幼児教育学科に進学した理由は?
私が幼児教育学科に進学した理由は、子どもだけに限らず、子育てに励む養育者の方々にも寄り添うことのできる保育者になりたいと強く感じたからです。地域社会のつながりが薄れつつある今、子育てに対して社会全体がどこか不寛容で、子育てに関する助けを求めにくい雰囲気があるように思います。また、核家族世帯の増加などに伴い、悩みを気軽に打ち明けることのできる場も大幅に減少しています。だからこそ、「私は誰一人取り残すことのない保育」を大切にし、子どもや家庭が安心して声をあげることのできるような存在になりたいと考えています。家庭と社会との架け橋になれるような保育者を目指し、進学を決めました。
現在頑張っていることや力を入れて取り組んでいることは?
現在力を入れて取り組んでいることは、日頃の授業で知識を養い、保育士としての基礎をしっかり築くことです。実際に子どもたちや養育者の方々、現場で働く先生方を近くで見ることのできる実習では、子どもと養育者との関わり方にも意識を向けて観察し、学びを深めています。また、入学当初最も不安だったピアノは、経験者が多い中で全くの初心者からのスタートでした。挫けそうになるときは、同じ学部·学科の仲間と励ましあいながら、毎日こつこつと練習を続けています。
印象的だったエピソードがあれば教えてください。
安田幼稚園安東園舎で運動会のお手伝いをさせていただいた時のことです。年少さんにとって初めての運動会ということもあり、不安そうな表情の子どもや、泣きながら家族の姿を探している子どもが多かったように思います。それでも、ダンスを踊る時には、泣きながらも一生懸命最後までやりきろうとする姿がとても印象的でした。小さな体で不安と葛藤を抱えながらも、それでも自分の力で前に進もうとする強さを感じました。この経験から子どもは子どもたち自身で頑張ろうとする大きな力を持っていること、そして子どもの力を信じて支える保育者の姿勢が大切だと学ぶことができました。
今後の目標や挑戦してみたいことは?
今後の目標は、子どもの気持ちや行動の背景をより深く理解し、その子が安心して自分らしく過ごすことのできる関わり方を身につけることです。そのために、実習で得た観察力をさらに磨き、養育者の方々との会話からも学びを広げて行きたいと感じています。また、ピアノは基礎から丁寧に練習を重ね、行事や日々の保育で子どもたちを支えることのできる力にしていきたいです。子どもの成長を引き出すことのできる保育者を目指して挑戦を続けていきます。
高校生に向けたメッセージ
高校生活は色々な事に挑戦して、自分の世界を広げていける大切な時間だと思います。失敗しても気にしすぎず、思う存分楽しんでほしいです。その経験は、きっと大学生になっても一生忘れることのない大切な思い出になります。
色々な思いがあり、葛藤することや、つらいと感じることがあるかもしれません。しかし、周りと自分を比べずに、自分のペースでゆっくりと前に進んでください。応援しています。