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学校法人 安田学園
理事長
安田 馨
安田学園は、「女性のために教育の場を」という初代学園長安田リヨウの願いから生まれた学園です。その歴史は、1915年に創設された広島技芸女学校に始まります。以来、戦争による混乱の時代を乗り越えて、幼稚園から大学院までを設置する総合学園として発展してまいりました。
現在、日本は急激な少子化に直面しており、2023年の出生数は73万人と2003年の約112万人から大幅に減少しています。教育機関の運営は、これまでにない厳しい局面を迎えています。安田学園も幼稚園から大学院までを擁する総合学園である以上、少子化の影響を受けざるを得ません。ですから安定を求めて学校法人職員になることはお勧めしません。
一方で、この時代だからこそできる挑戦の機会が訪れていることも事実です。AIの進化に伴い、仕事のあり方が大きく変わるように、教育もまた革新の時を迎えています。安田女子大学は、女子大学初の理工学部新設など、常に新しい挑戦を続けています。また、安田女子中高は生徒が主体となって校則を見直す「ルールメイキング」を全国に先駆けて実践し、その波は日本中に広がっています。
これまで培ってきた伝統に、現代ならではの革新を組み合わせることで、新たな教育機関の姿を創り出すチャンスが今、私たちの前にあります。
大学職員・学校法人職員は、そのプラットフォームをつくる仕事です。いま私たちが求めているのは、このプラットフォームを今まで通りに運用していく人材ではありません。プラットフォームの仕組みと役割を理解し、その上で進化させていくことができる人材です。
この変化の激しい時代をチャンスと捉え、自ら飛び込んで挑戦したいという強い意志を持った方を、私たちはお待ちしています。広島から日本の教育をリードする新しいモデルを生み出していく。その気概を持つ仲間をお待ちしています。ぜひ、私たちと共に未来の教育を創造していきましょう。