2017.12.22 Fri
白島キャンパス再開発
中高新校舎について
中高の新校舎は、将来にわたって豊かな学びが実現できる環境を見据え、何を教えるかにとどまらず「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」という視点から、空間配置や施設・設備の計画を進めています。
この新校舎は平成30年9月より一部使用開始となり、主に中学生が使用します。平成32年4月にはすべてが完成し、全面使用開始となります。今回はその内部の計画について一部をご紹介します。
●外観や内装について
外観はレンガ調タイルを用いたRC造の「トラディショナル・クラシカル」なデザインです。校舎内は木材を多く用いて、あたたかみとうるおいのある空間になります。
●学習環境について
・各教室等全てにネットワーク網を配し、情報機器類を活用したICT教育を可能とします。
・2Fにラーニングセンター(図書室、自習・グループ学習室、グローバル教室など)を設置し、生徒が日常的に利用することで、多彩な交流と刺激により自然と学びが触発される場とします。
・各教室の周りには「学習指導スペース」や「学年コーナー」を配し、教員によるきめ細やかな指導や、友人同士のコミュニケーションの場をつくります。
・その他280人収容の大教室や大小3つの体育館など、ハード面における教育の変化には素早く対応できる環境を整えます。
また、構造上高い耐震性を有した建物であり、自然光・自然換気などを有効活用しています。照明にはLEDを使用し、トイレには井水を利用、窓には複層ガラスを採用することで熱効率を高めるなど、省エネルギーにも配慮しています。