2月7日（木）、第31回夏季オリンピック・リオデジャネイロ大会競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵さんをお招きし、「金メダルへの道～あきらめない心～」というテーマで、本学の学生・教職員を対象に講演会が開催されました。



金藤さんは、競泳選手として国内のみならず世界を舞台に数々の輝かしい成績をおさめられていますが、期待されるなかで結果を残していくことの難しさについて、ご自身の故障や挫折の経験をもとにお話いただきました。葛藤を繰り返されながらも、初心に戻ることの大切さをはじめ、練習に取り組む姿勢を見直すこと、勝つことへの執着心をもつことなど、コーチによるご指導のもと徹底的にご自身と向き合われました。その結果として、「自信は自ら作ることができる」ことを金メダルの受賞が気付かせてくれた、と熱く語られました。また、夢や目標を持つ意味について学生と一緒に考える時間を持ち、「夢は叶えるものではなく、人生において頑張る糧にするために必要なもの」であることを強調されました。



学生からは、「春から教師としてのプロ意識を持ち、なりたい教師像に近づけるよう努力を重ねたい」「辛いことから目をそらさず、満足できる学生生活を送りたい」といった声が寄せられ、金藤さんの力強いメッセージがしっかりと学生達の心に響いていました。