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献水盤模型における原爆ドームの制作

2017.03.21

  • 学生活動

広島現代美術館の主催による「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募2016展」が開催され、広島県在住の松田裕介氏が、特別審査員賞/津村耕佑賞を受賞されました。
作品は、《献水盤 -Water feature for Atomic Bomb Dome-》で、そのコンセプトは、「原爆ドームの手摺りのためのデザイン提案。現在の黒い鉄格子の手摺りではなく、原爆ドームの周囲に幅2,3メートルの水盤をつくり、原爆の記憶と現在の生活をシームレスにつなげる。水盤の水は、被爆者への献水としてそこを訪れた人々が元安川の水を手押しポンプで注ぐことができる。」です。
造形デザイン学科では、《献水盤》の広島現代美術館での展覧に合わせ、松田裕介氏と共に、1年生の有志が、3Dプリンタで、《献水盤》模型の原爆ドーム部分の制作を行いました。正確なデータに基づく精巧な模型が完成し、学生も大変満足しています。
展覧会は、広島市現代美術館・地下1階「ミュージアムスタジオ」にて、3月18日(土)~3月31日(金)の会期で行われます。入場無料ですので、是非ご覧いただきたいと思います。

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