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平成26年度教員採用試験合格体験記(1)

2015.11.02

  • 学科コラム

【広島県・市〈高等学校書道〉合格】

 高校時代から追い続けてきた書道の教員になるという夢。それがついに叶いました。

 大学時代は日々の授業に取り組みながら大学祭などの作品作りを行い、毎日遅くまで学校に残っていました。また、大学以外にも出身地の書塾に通い、公募展に出品するなど暇を作らない生活を続けました。

 卒業後は地元岡山での講師生活をしながら採用試験を受け続けました。最初は岡山、広島の両県を受けていましたが、両方とも一次には合格するものの、どうしても二次を突破することができませんでした。やはり二兎追うものは一兎をも得ず。心機一転、広島に転居して、因島での講師生活を始めました。すると広島生活一年目にして合格。こんなに早く合格できるとは思わなかった、というのが正直な気持ちでした。

 しかし、振り返ってみると、何事にも一生懸命に取り組み、書道だけは誰にも負けないという気持ちをずっと持ち続けてきた結果だと、今しみじみ感じています。そして、一緒に採用試験を受けてきた先輩や同級生や後輩、そして先生方のあたたかい支えがあったからこそ諦めることなく受け続けることができたと実感しています。これからは大好きな書道を通して、社会に貢献できる生徒を育てていきたい。そして、生徒たちと一緒に成長を続けていきたいと思っています。

(広島県立祇園北高等学校書道科教諭 神本 星美:23年3月書道文化専攻卒業)