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平成25年度教員採用試験合格体験記(2)

2012.12.21

  • 学科コラム

【広島県・市〈中学国語〉合格】

 学校が好きで、「大好きな場所にずっといたい」と思ったのが教員を志望するきっかけでした。何かに一生懸命になれる、みんなで何かを全力でやる、悩んだりぶつかったりできる―、学校はいつの間にか自分の中でかけがえのない場所になっていました。

 私は、高校生の時に、書道の先生に背中を押されて安田に入学しました。やがて、日本の文学や文化を学ぶうちに、国語に対する苦手意識が自分のなかで徐々に変化していくのを感じました。私なら国語が苦手な生徒の気持ちが分かる。また書写の授業では大学で学んだ実技を活かすことができる。大学3年の時にそう考え、教採受験を書道から国語に切り換えて受験準備をはじめました。

 合格を手にした今、たくさんの人に支えられた受験生活だったことを実感しています。同じ夢を持つ仲間、先生、家族があったことに感謝しています。一人では頑張り通すことはできなかったでしょう。今の感謝の気持ちを忘れず、成長し続ける国語教員になりたいと思います。

(4年 齋藤真梨:広島県立広島井口高等学校出身)