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心理学のこと、大学のこと、将来のこと
心理学部 学生対談

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(左から)大下 里さん(2年)白木 伽奈さん(2年)柘植 絵里香さん(4年)松浦 美咲さん(4年)今村 琴絵さん(4年)


 今村さん(4年)、柘植さん(4年)、松浦さん(4年)、大下さん(2年)、白木さん(2年)に、心理学のこと、将来のことなど、いろいろ語っていただきました。

  • 柘植 私は昔から人と関わることが好きで、人の考えていることに興味があったので、大学では心理学を学びたいなと思いました。対人関係は一生付いてまわるものですからね。今村さんはどうして心理学を勉強しようと思ったのですか。
  • 今村 私は、自分が話すよりも人の話を聞く方が好きだったことと、友人から相談を受けることが多かったので、カウンセラーという仕事に興味を持ちました。生きていく上で人の心に寄り添える存在になれたら素敵だなあと思って、心理学を学ぼうと思いました。
  • 大下 私は、中学生のころに母が大きな病気にかかり、その時に心について興味を持つようになりました。将来は悩んでいる子どものサポートをしたいと思い、大学で心理学を勉強しようと思いました。ところで、みなさんは心理学のおもしろさってどこにあると思いますか?
  • 柘植 実際に人のこころは他人には見ることができないけれど、個人とか社会とかの行動や動きを分析して、『ああ、こういった考えがこの行動につながったのか』など、その原因を理解していくことにおもしろさを感じます。
  • 白木 私は、私たちが普段何気なくやっている行動がどういった感情に左右されているのかなど、たくさんのことを知ることができるところが学んでいておもしろいと思います。みなさんは、おすすめの授業をひとつあげるとすると何ですか?
  • 柘植 私は社会心理学です。個人から集団を対象にした社会心理学の授業では、普段の生活でなぜ人はそう考えるのか、行動するのかを学びます。人は十人十色で、時々私の予想を覆す研究結果が出てきたりもするのでとてもおもしろいです。
  • 今村 私は心理学概論です。1年生の前期に受けた授業ですが、この授業をきちんと受けておけば、その後のたくさんの専門的な授業に応用していくことができます。2年生、3年生になった時に役立ちます。
  • 大下 私は発達心理学です。今までの自分の成長を振り返って、以前の自分の状態を知ったり、今後の自分についても考えさせられます。人は教えられていないのに、一定の発達段階を踏んで成長していって、人間は不思議だと感じることが多いです。
  • 松浦 私のおすすめの授業は,臨床心理学演習です。この授業では実際にカウンセラーとクライアント役になりきって,カウンセリングを体験します。両方の役を体験するので,より学びを深めることができます。
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  • 大下 この学科の学生はどんな人たちだと思いますか?
  • 柘植 人の気持ちが分かるとても優しい人たちだと思います。同級生はもちろん、先輩も信頼できる良い方ばかりでしたし、後輩も優しくてしっかりした人たちばかりです。
  • 白木 まじめで、友達思いの優しい人たちです。
  • 今村 じゃあ、学科の先生たちの印象は?
  • 松浦 学生思いの先生方が多いと思います。学生との距離が近く,気軽に相談しに行くことができるし,話を親身に聞いてくださいます。
  • 柘植 とてもユニークで心優しく楽しい先生方です。相談事をしても自分のことのように考えてくださいます。
  • 大下 講義もわかりやすく、講義を受けるごとに新しい疑問や、もっと知りたいと思う気持ちがわいてきます。
  • 今村 ところで、とても広い安田キャンパスですが、おすすめの場所をひとつずつあげてみませんか。
  • 柘植 9号館の屋上庭園です。天気のいい日に景色を見ながら食べるお弁当は普段より数倍美味しく感じます。
  • 白木 私も、9号館の屋上です。眺めが綺麗なのと、天文台があって天体観測もできますしね。
  • 大下 1号館に新しくできた和室の「白梅」がおすすめです。予約が入っていない時間は休憩室として利用することができます。私は授業と授業の間などに利用しています。畳で横になって、のんびり過ごすことができておすすめです。
  • 松浦 私は図書館のオープンスペースです。図書館の中では飲食はできませんが,ここでは飲食や友達とのおしゃべりもできて,勉強に疲れた時の息抜きによく行っています。今村さんは?
  • 今村 私は、個人的には先生の研究室です。先生だけでなく、同じように先生をたずねてきた同級生や先輩後輩と仲を深めるきっかけになります。
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  • 今村 白木さんと大下さんは2年生ですよね。大学生活楽しんでいますか?
  • 白木 すごく楽しんでいます!仲の良い友達と話したり、お互いに勉強を教えあったり、遊びに行ったり、先輩や後輩と交流を深めたり、いろいろです。
  • 大下 私は自然や日本文化が好きなので、旅行にたくさん行っています。今年だけで7つの県をまわりました。学生時代には旅行にたくさん行っておいた方が良いと聞くので、旅行のためにアルバイトでお金をためています。まだまだ行きたいところがたくさんあるので学生のうちに行っておきたいです。
  • 柘植 7県も!4年生のみなさんはいかがですか?
  • 今村 自分の興味のあることを学ぶことができるので授業も楽しいです。また学外では、アルバイトをしてお金をいただきながら社会勉強もしています。
  • 松浦 充実した大学生活を送っています。1、2年生の頃は主に授業がメインで,課題やレポートが多く大変でした。でもその中で勉強だけでなく,大学の友達とご飯を食べに行ったり,遊びに行ったりする時間も作って,メリハリのある生活を送っていました。今は,自分の夢に向けて,勉強やアルバイトをして充実した毎日を送っています。
  • 大下 先輩たちは卒業後、どんなお仕事をされる予定なのですか
  • 今村 私は児童養護施設に就職予定で、心理士ではなく指導員として子どもたちの心の支えになれたらと思っています。職場ではもちろんですが、心理学は日々の生活にどんどん活かしていくことのできる学問だと思っているので、関わっていく人達と素敵な関係を築いていけるよう活かしたいと思っています。
  • 柘植 私は内定先が営業職なのでお客様から信頼され、会社で1番の営業になることが夢です。大学で学んだ心理学を生かしながらお客さまの気持ちを理解していきたいと思っています。大下さんの将来の夢は?
  • 大下 私の夢は保健室の先生になることです。保健室では、体の健康だけではなく、心の健康に対してのサポートも行います。心理学の学びを活かして、悩みを持った子どものサポートができればいいなと思っています。
  • 白木 松浦さんは大学院に進学されるんですよね
  • 松浦 はい。私は将来、障害者を支援する施設で働き,当事者だけでなく家族に対する支援も行いたいと考えています。その際に臨床心理士として、当事者や家族に対して、より専門的な心理的支援をしたいと思っています。そのためにも,大学卒業後は大学院に進学し,より深い知識や経験を身につけていきたいと思っています。
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  • 今村 ここで、それぞれ大学生活でのとっておきのエピソードをひとつ紹介しませんか
  • 松浦 私のとっておきのエピソードは,毎年ゼミのみんなで参加しているお祭りです。夏になると地域のお祭りで屋台のお手伝いをすることが恒例になっています。お祭りを通して,地域の方との交流が深まり,自分自身が地域の一員であるという実感が持てます。
  • 柘植 私は2年の時に新入生歓迎のオリエンテーションセミナーの実行委員になり、人の前に出ることへの自信やリーダーシップが培われたと思います。その経験を通して、人間としてとても成長したと思います。
  • 今村 私も柘植さんと同じく、オリゼミ(注:新入生歓迎のオリエンテーションセミナー)実行委員になったことでたくさんの方々と関わり、人として成長することができました。オリゼミあっての私の大学生活だと言えます。
  • 大下 私は、冬に大学で催されたスキーツアーに行ったことです。久しぶりにスキーに行ったのですが、大学の先生が丁寧に教えて下さり、とても楽しいスキー旅行でした。
  • 白木 私は、エピソードというより、何気ない毎日の生活です。普段一緒にいる友達と、一緒にたわいもない会話をしたり、講義を受けたり、その普通の生活が私のとっておきのエピソードです。
  • 今村 今日は違う学年の人たちともいろいろお話できて楽しかったです。またこんな機会があるといいですね。

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大学院ってどんなところ?
藤沢敏幸 臨床心理学コース長×大学院生・修了生 対談

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(左から)藤沢敏幸 臨床心理学コース長、坂本叶子さん(修了生/児童発達支援施設勤務)、井口有希さん(臨床心理学コース博士前期課程2年)


 安田女子大学心理学部の学生の中には、心理学をより専門的に学ぶため、大学院進学を希望する学生が多くいます。大学院とはどんなところなのでしょうか。

 安田女子大学大学院文学研究科教育学専攻 臨床心理学コース長の藤沢敏幸先生が、臨床心理学コース博士前期課程2年の井口有希さん、大学院を修了して現在、児童発達支援施設で児童指導員として働く坂本叶子さんにお話を聞いてくださいました。

  • 藤沢 井口さんは大学院に在籍中ですが、大学院にどのような夢や希望を持って来られたのですか?
  • 井口 高校生の頃、「私は将来何になりたいんだろう」と悩んでいた時期に、いつも優しく話を聴いてくださった保健室の先生のことを思い出し、心に寄り添えるようなスクールカウンセラーになりたいと思い、大学院に進学したいと思い始めました。
  • 藤沢 大学院で学ぶ魅力は何ですか?
  • 井口 そうですね。大学院では、やってみたいと思ったことに挑戦できる環境が整えられていると感じています。集中して学びに向き合える場や先生方からの暖かいサポート、そして、年齢も経歴もさまざまな仲間と過ごすことで自分一人では思いつかないような考えに至ることもあります。
  • 藤沢 大学院で新しい発見はありましたか?
  • 井口 はい。高校生の頃の私は、「心理職=生徒の悩みを聴くスクールカウンセラー」「この心理テストで『犬』を選んだ人の性格は○○」みたいなイメージしかありませんでしたが、院で勉強すればするほど心理学の奥深さを知ることができましたし、実習を通して、社会で活躍できる心理職ってこんなにたくさんあるんだと再発見しました。
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  • 藤沢 坂本さんは児童支援施設で働いておられますが、大学院での勉強が今の仕事にどのように役立っていると思いますか。
  • 坂本大学院ではカウンセリングを担当したり、病院や保育園などたくさんの現場で実習をさせていただきました。たくさんのクライエントさんと関わって、先生方や同期の仲間たちとそれぞれの事例について議論をしました。大学院で経験したクライエントさんとの関わり方が、今子供たちと関わる時の基本的な姿勢になっていると感じています。
    今もそれぞれのクライエントさんに合った支援を考えるため、職場の人たちとの話し合いを通して考える時間を大切にしています。
  • 藤沢 今日はお話を聞かせてくださって、ありがとうございました。

動画で紹介 ―社会で幅広く活躍する安田の心理学科生―

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やさしくあるために心を分析し
つよくあるために心に寄り添う


安田女子大学心理学部心理学科では、人の心に関心を持って入学された学生に対して、
心を専門的に学び、心を深く理解する能力を育んでもらうための教育カリキュラムを設けています。

2016年3月、心理学部心理学科としてはじめての卒業生が本学を巣立ち、
社会のさまざまなステージで幅広く活躍しています。
本学科で培われる能力は、臨床心理士などの専門職はもちろん、
教育、福祉、医療・相談機関、一般企業、公務員など、あらゆる職種で求められています。

心に寄り添い、心を分析する方法をじっくり学んだ安田の心理学科生が、
卒業後、どのように社会とつながっていくのか。
その概要を動画にまとめました。ぜひご覧ください。


心理学を生かして働きたい人、この指とまれ! 「教職・公務員勉強会」

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 心理の専門性を生かした職業のうち、公務員や中・高等学校教諭を志す学生が協働学習をしています。学生同士が「何をすべきか」話し合い、問題集を解いたり、自己分析したりしています。彼女達のキャリアデザインを支えるのが「心を大切に社会へ貢献する人材」を育む心理学科とキャリアセンターの教職員です。勉強会では模擬授業・面接・小論文などを「実際に行う、評価し合う、教職員がアドバイスする」場を、学科全体では心理専門職や教職で活躍されている方や卒業生のお話を伺う場と仕事の現場を見学する機会を設けています。

企画力を高め、絆を深める「心理学科ゼミ」

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 心理学科では毎年、1泊2日の学科ゼミを開催しています。学生が実行委員となり、毎年趣向を凝らした企画内容で、1~4年生までの参加者が学年を越えて交流を深めています。元アナウンサーで人材育成のプロの方を講師に招いて講義を受けたり、心理学科OGを招いて座談会を開催し、大学院生の生活や社会人、心理学の専門家としての経験を聞く機会を設けています。学生が主体的に企画運営する能力を高めるだけでなく、卒業後の進路を考える良い機会となっています。参加した学生たちからは、「普段は絶対聞けないような貴重なお話が聞けた」、「どんどん質問できるフレンドリーな雰囲気だった」、「学年を越えて仲良くなれた」、などの感想が聞かれました。

本学大学院に臨床心理士や学校心理士への最短コースを用意

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 心理学科では、心の問題を解決して支援していく方法を演習や実習などを通じて、実践的に学んでいきます。実際に社会に出て、現場を体験しながら学ぶ授業も用意し、心を支援できる社会人やスペシャリストをめざします。また、カウンセラーをめざす人の多くは、臨床心理士や学校心理士の資格取得のため、その最短コースを用意した大学院へ進学します。本学大学院の教育学専攻博士前期課程臨床心理学コースは、「日本臨床心理士資格認定協会」が認定した第1種指定大学院です。修了後、直ちに臨床心理士受験資格を得ることができます。また、2015年9月、国会において公認心理師法案が可決されました。これにより、心理職初となる国家資格「公認心理師」が誕生します。本学では、公認心理師受験資格を得られる教育体制の整備を進めています。

心理学会に所属し、心理学の見識を深める「心理学会講演会」

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 心理学科では、学生は全員入学と同時に心理学会に所属します。心理学会には、心理学科の教員も全員所属しています。心理学会の主な活動として、講演会があります。心理学には多くの専門領域がありますが、講演会における活動を通して心理学の魅力に触れて見識を深めていきます。講演会の講師は心理学科の教員や全国の心理学の教員、研究者などが担当します。

注目の設備・施設 光トポグラフィ

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 近赤外光を用いた脳計測装置。脳前頭葉の血液量の変化パターンを可視化でき、精神疾患等の診断に活用されています。卒業研究の一環で使用する学生もいます。

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