大学は試験期間が終わり夏休みに入りましたが、各学科で開かれている高校生のセミナーに来てくれた高校生や休み中も自主勉強している学生、夏の集中講義を受講している学生などで大学は相変わらず賑やかです。心理学科の夏の集中講義のひとつ、「高齢者心理学」ご担当の林　智一先生（香川大学教育学部教授・臨床心理士）は、高齢者自身の語りを通して、その内面を明らかにするという回想法を用いたご研究をこれまで数多く行って来られました。まだまだ猛暑の毎日ですが、受講している学生たちは、臨床心理学の視点から老いについて話される林先生の興味深い講義に熱心に耳を傾けたり、ディスカッションに参加したりして、有意義な夏の時間を過ごしています。