• 学科ニュース

保健室で個別指導の実習をしています

2017.05.25

  • 学科紹介

平成28年度に教育学部児童教育学科に開設された養護教諭課程(一種免許状)では、正規の授業とは別に、自主的に模擬保健指導を実習しています。場所は保健室実習も可能な7号館1階の第2保健室。心理学科には、社会科・公民の免許状に加えて、養護教諭一種免許状の取得を目指している学生もおり、児童教育学科の学生とともに、忙しいながらも充実した学習をしています。
この日は、小学校高学年の児童に対して個別に保健指導を行うという設定で、心理学科の学生(2年生)が養護教諭役にチャレンジしました。身体も心も、子どもから大人へと移行していくとても大切な思春期初期の保健指導です。養護教諭経験の豊かな本学教員が児童役となり、迫真に迫った話し方や仕草で教師役の学生にかかわっていきます。教師役の学生も、児童の言葉や表情を受け止めつつ、思春期に入ったばかりの児童を導いていきます。実習を行った学生は、「反省点もあるけど、子どもに寄り添う姿勢を評価してもらえてよかった」と話していました。
安田女子大学では、それぞれの学校段階の子どもの健康と心に寄り添うことのできる養護教諭の養成に向けて、これからも学内外での学びを積み重ねていきます。

  • shinri20170525_01.jpg

いざ本番。白衣を着て気持ちを高めていきます。

 

  • shinri20170525_02.jpg

子どもの話し方や仕草まで、児童そっくり。
教師役の学生の語りかけも本番さながらのものになっていきました。

 

  • shinri20170525_03.jpg

模擬実習を見つめる他の学生も真剣そのもの。
実習後の反省会も含めて、よい学びの機会となっています。