２月５日、国際観光ビジネス学科の学生が１年半にわたり進めてきたリーガロイヤルホテル広島様とのウェディングプロジェクトの成果を、当ホテルのウェディングフェアーにて披露しました。披露したのは、「和」と「洋」の２種のウェディングコーディネート。
「和」のターゲットは、日本に興味を持つ20～30歳代の外国人。会場は、日本からイメージする色の花を用い、日本の伝統的な遊び（百人一首、けん玉、毬など）による装飾を行いました。また、出席者の会話も弾み、絆を確かめ合える場も用意しました。「洋」のターゲットは、日本でのリゾート婚を希望される20～30歳代のカップル。会場は、燦燦と降り注ぐ日差しと、広大な海をイメージするために、手作りのリボンカーテンや、砂や青い水による装飾を行いました。また、リゾート地をハワイのリゾートとし、亀を映し出したり、イルカのバブルリングをイメージさせるテーブルを置くことにより、ハワイアンリゾート感が溢れる空間を作り出しました。いずれのコーディネートも、半年間のハワイ留学での異文化体験が活かされたものです。
学生たちは、このプロジェクトを通じて、コンセプトを形にする難しさを知るとともに、ウエディング業界の大変さを学んだようです。そして、その一方で、当日、お客様からの「素敵」「可愛い」等の声を耳にし、喜びを感じることで、サービス産業の醍醐味を、ほんの少し感じ取ったようです。