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  • 授業紹介

ゼミナール紹介

演習テーマ医療薬学講座 薬理学分野

  • 亀井 千晃専門は、中枢神経系作用薬ならびに抗アレルギー薬の薬理学。行動薬理学的手法を用いて、抗てんかん薬、睡眠導入薬および抗認知症薬の作用検定および作用機序の解明。また、花粉症およびアトピー性皮膚炎の病態解明ならびにこれらの治療薬の作用評価および作用機序についての研究。岡山大学名誉教授、薬学博士。

薬の新しい評価方法の確立を通して、新規治療薬の開発と新たな有用性を見出す

 当研究室では抗てんかん薬、睡眠導入薬、抗認知症薬、花粉症治療薬およびアトピー性皮膚炎治療薬の作用評価ならびに作用機序についての研究を行っています。
 近年大きな社会問題となっている認知症。その中心となる臨床症状は、記憶障害、見当識障害および判断力の低下です。当研究室では、動物の学習行動を用いて認知症の記憶障害の解明と抗認知症薬の作用検定ならびに作用機序を研究しています。この研究により、新しい抗認知症薬の開発と既存薬物の作用機序の解明および新しい臨床応用に役立てようとするのが目的です。また、患者が急増している花粉症においても、当研究室では、花粉症モデルを用いて、花粉症の病態解明と治療薬の作用機序を解明しています。この研究により、新しい花粉症の治療薬の開発と作用機序の解明が明らかになると考えています。

医薬品の薬理作用を熟知した臨床に強い薬剤師の養成をめざす

 薬学部では、薬剤師として必要とされる高度な薬に関する知識を学習します。社会では、薬剤師として患者さんに分かりやすい薬の説明ができたり、医師や看護師などの病院のスタッフに薬のより適切な使い方を提案できたりする、臨床に強い薬剤師が求められています。そのためには、膨大な薬の知識はもちろん、病気についての知識や患者さんの質問に対して適切に答えられるスキルが必要不可欠です。また、氾濫する病気と薬に関する情報から、何が正しいかを見極める力も必要となります。そうした力を、日々の授業や卒業研究を通して養っていきましょう。

  • 高架式十字迷路を用いた不安関連行動の測定/マウスは不安を感じるときはクローズドアームに長時間滞在。投薬で不安がやわらぐとオープンアームに進入する回数や滞在時間が増加する。

授業紹介

  • 薬品物理化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

    物理化学で生命現象を考える

    生物の機能を理解するにはその構成物質系の原理を理解することが必須です。物理化学を学ぶことにより、物理化学の理論を用いて原子・分子レベルで生命現象を含む様々な自然現象を定量的にみる力を培います。

  • 薬化学Ⅰ・Ⅱ

    薬のはたらきを理解する化学

    医薬品が生体の中ではたらくしくみを化学の観点から理解します。そのため医薬品の構造とはたらきの間の関係だけでなく、医薬品の作用に関係する生体分子の構造と代謝についても学びます。

  • 細胞生物学Ⅰ・Ⅱ

    人体の構造と機能を知る

    人体を構成する細胞や臓器の構造と機能の特徴を学習します。生命薬学の学習の基礎となるとともに、生体内で薬がどのように薬効を発揮するかを患者さんに分かり易く説明するために欠かせない知識です。

  • 分子生物学Ⅰ・Ⅱ

    遺伝子が奏でる生命のプロローグ

    生命現象は遺伝子に情報が保存されています。本講では、細胞に潜む、生命誕生から現在まで伝達されてきた遺伝情報の神秘から、多細胞生物の細胞間クロストークの巧妙な仕組みまで、段階を踏んで学修します。

  • 免疫学

    免疫と病気の関係を理解する

    免疫は病原体から体を防御する働きを担っていますが、病気を引き起こす原因ともなってしまいます。免疫の機構を理解することで、関連疾患の原因とその予防や治療に必要な知識を学びます。

  • 薬理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

    薬が働くしくみを理解する

    薬理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳでは、中枢神経系、自律神経系、循環器系、泌尿器系、消化器系などに作用する薬物の薬理作用、作用機序、副作用および臨床応用に関する専門知識を学びます。

  • 製剤学

    医薬品をつくる製剤学

    医薬品は、錠剤、注射剤、軟膏剤などの製剤として使用されます。本講義では、各種剤形の特徴、性質、製造法などを学ぶことによって、薬剤師に必要不可欠な薬の取り扱いに関する専門知識を身につけます。

  • 疾病論Ⅰ・Ⅱ

    疾病における医学的知識を学ぶ

    将来、医療におけるチームワークの中で薬剤師としての専門的地位を分担するために、呼吸器、循環器、消化器、免疫などの各疾患別にその病因、病態、診断、治療、予防など基本的医学的知識について講義します。

  • 薬物治療学Ⅰ・Ⅱ

    臨床に強い薬剤師になるために

    心臓・血管系、代謝性、内分泌系など種々の疾患の原因、症状、診断と薬物治療および薬物の副作用について学びます。薬剤師として、患者さんへの薬の説明および質問に的確に答えられる知識を習得することが目標です。

  • 薬事関係法規

    医療制度と薬剤師の役割を知る

    健康・医療に係る法令や制度を学びます。薬が安全で効果的に使用されるための仕組や、麻薬・覚醒剤・危険薬物の規制及び毒劇物の取締、及び医療サービスにおいて、薬剤師が担っている役割を学びます。

  • 早期体験学習

    社会と薬剤師の関わりを知る

    薬剤師が働く病院・薬局・企業を低学年の時期に見学することにより、広い視野から薬剤師のの社会における役割と使命を知り、薬学教育の在り方を理解・把握してモチベーションを高めることを目的としています。

  • 薬学概論

    薬剤師になるためのスタート

    医療の担い手となるには、広範な薬学の専門領域を理解しなければなりません。薬学生としてのモチベーションを高めるために、身に着けるべき基本的知識を、専門分野の異なる教員がそれぞれの視点で概説します。

  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

    自ら問題を発見し、解決に導く

    薬剤師には、薬学・医療の進歩に寄与するために問題を発見し、解決する能力が求められます。所属する専門分野において、研究課題の設定、計画立案と実施、成果のまとめや卒業研究発表を通じて、この能力を培います。

  • 薬品分析化学実習

    医薬品の品質を解析する

    医薬品は品質が命です。本実習では、薬剤師として的確に医薬品の品質試験が実施できるよう、化学平衡論に基づく各種滴定法、またクロマトグラフィーを中心としたさまざまな機器分析による品質評価法を習得します。

  • 薬品有機化学実習

    医薬品を化学合成する

    前半は有機化学における重要な人名反応、酸化還元反応や転位反応を実験し、後半は医薬品や染料を多段階反応により合成します。実験の計画、現象の観察、結果の考察を通じて、化学反応について理解を深めます。

  • 天然物化学実習

    医薬資源物質の取り扱いスキル

    薬として用いられている植物、動物、鉱物由来の生薬を理解するために、それらの基原、性状、含有成分、品質評価などの基礎知識を活用できる技能を習得するための実験を行います。

  • 衛生・環境科学実習

    水、大気、食品の安全性を学ぶ

    飲料水成分、下水・汚水、空気、大気汚染物質、食品成分、食品変質、食品添加物に関する各試験法の代表的な項目を実験し、生活水、大気・室内空気、栄養素、食品の役割や安全性について学びます。

  • 臨床薬剤学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

    実務実習のための事前学習

    病院薬局、調剤薬局へ長期間実務実習に行く前に、薬剤師業務に必要な基礎的知識・技能・態度について学び、医療現場で薬学生として適正かつ倫理観を持った対応ができる能力を習得します。

  • 薬局実務実習

    保険薬局における実務実習

    保険薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、医薬品の調剤・供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域との関わりなどについて知識、技能、態度を修得する。

  • 病院実務実習

    病院における実務実習

    病院薬剤師の業務と責任を理解し、チーム医療に参画できるようになるために、医薬品の調剤および製剤、医師や看護師との連携、病棟での服薬指導などの薬剤師業務について知識、技能、態度を修得します。