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第3回SEECレポート(3)

2017.02.21

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今回のSEECポートのテーマは「英会話」です。英会話力の向上を目的にビクトリア大学に来ているのですから英会話が向上しているかどうかは重要です。
まず、授業は午前中に行われ、110分間のレクチャーが8時半~10時20分と10時40分~12時半までの二回あります。この110分という長さが最初の関門です。学生は90分の授業になれているので、最後の20分間が大変なようです。一つの専用教室の中で、4人が一つのテーブルにすわり、5つのグループに分かれて着席。二つの授業は、ジェナーソン先生とマリカ先生がそれぞれ担当しています。学生の課題は、ヒアリングとスピーキングです。英語の文章を読んだり、書いたりすることは、ほとんど問題ありません。ホワイトボードに書いたり、プリントが配布されたりして、今どのような質問がされたのかが理解しやすいように工夫されています。また、ゆっくりとはっきりした発音をして下さっています。
さらに、午後の教育活動と関連した内容を取りいれています。例えば、2月15日の午後は、カンバセ―ションクラブというビクトリア大学の学生との懇談会でした。そのため、その日の午前中の授業は、カンバセ―ションクラブで質問したい6つを英作文することでした。できた人から手を挙げて、マリカ先生が一人一人に添削して下さいました。よく見ると、学生が作った質問は、「ダウンタウンでおすすめのレストランはどこですか」「美味しいカフェはどこですか」「ビクトリアでは何が美味しいですか」と、食べることが多いようです。食欲があることは元気な証拠で、どこに行ってもおいしいものを食べたいようで安心しました。

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午後のビクトリア大学の学生との懇談会で何を質問しようか、真剣に考えています。少人数なので一人一人の英会話の状況が把握しやすく、個別指導もしやすい環境です。

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マリカ先生を囲んでの記念撮影。一人一人に丁寧に関わって下さっていて、みんなはマリカ先生の発音ならよくわかっているようです。優しく丁寧に教えてくださる先生の話は、聞きやすいのでしょう。

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バレンタインデーの2月14日には、ジェナーソン先生に日本のお菓子をみんなでプレゼント。笑顔で優しく話しかけてくれる先生は大人気です

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午後のカンバセ―ションクラブで、早速、質問を投げかけています。質問は、食べ物の話が中心です。英語の授業と違うのは、必死で話そうと大きな声で、知っている限りの単語を発音していることです。

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4つのテーブルに分かれて、ビクトリア大学の学生との交流は、年齢が近いために、お互いに「伝えよう」、「聞き取りたい」とのエネルギーにあふれていました。「わかってはいるんよ」、「何と言うかなんよ」と聞き取りは出来ているが、話す力の壁と戦う姿があちこちで見られました。