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第3回SEECレポート(1)

2017.02.10

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児童教育学科オリジナルの海外教育語学研修SEECが、2017年2月5日に広島を出発しました。参加者は一年生が19名、三年生が1名、引率が西川ひろ子准教授、合計21名です。通常の語学留学とは異なり、カナダの小学校や保育所を訪問したり、カナダの幼児教育を担当している先生たちから直接授業を受けたりします。更に、カナダで人気があるカーリングのスポーツ体験をしたり、アイスホッケーの試合を見学したりして、内容は盛りだくさんです。

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広島空港にて。たくさんの見送りの先生方に励ましてもらいながら笑顔の出発式でした。

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カナダで一番暖かいはずのビクトリアが、何年かに一度の大雪でした。ホストファミリーが心配してビクトリア大学まで車で送ってもらった学生もいました。通常はバス通学です。すでに大学に行く前から異文化交流を楽しんでいます。

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ビクトリア大学では、午前が英語の授業、午後が学校訪問や特別授業になっています。初日の午後は、ホームステイ先でのルールなどを学びます。映像やパワーポインやアトラクションゲームを取り入れてわかりやすいのですが、つい長旅の疲れと時差で眠気と戦う学生の姿がありました。時差は何と17時間、身体がビックリしています。

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2日目の午後は楽しいパペットの授業です。フィリ先生はとても楽しく、身体を動かして表現する面白さを指導してくれた後、自分にぴったりのパペット探しです。パペットは150個も準備してくれていて、自分に話しかける気がしたパペットを選ぶことを教えてくれました。

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「自分にそっくりのパペットを見つけた」と、大喜びの学生が続出でした。

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様々な感情を自分の顔で表現するレッスンをして、パペットも一緒に動かしました。パペットを動かす3つのポイントは、常に動かす、ゆっくり動かす、真っ直ぐに持つということです。

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午後の特別授業は専門用語もあるので、通訳の方も一緒です。昨年も一緒にサポートしてくれた日本人の優しい女性で、学生も大好きになりました。

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最後に、フィリ先生から「大人にはお話しできない子どもでも、パペットには心を開いて話してくれます。パペットは、子ども達にとって大切なものです。」とのメッセージに心を打たれ、一緒に記念撮影をお願いする学生が続出しました。



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