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卒業生からの便り:自動車のカラー開発を担当して

2015.11.02

  • 学科コラム

英語英米文学科の卒業生は、日本で、また海外でと大活躍をしています。
そうした卒業生の一人である山下雅代さんが、以下のようにインタビューに答えてくださいました。後輩へも素敵なメッセージをくださっています。紹介いたします。

山下さんは、マツダ株式会社に勤務、現在は、ご家族の海外勤務に同行されドイツに在住です。

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Q1. 所属部署、仕事内容を具体的に教えてください。(就職して最初に配属されてからこれまでの部署、担当業務等を教えてください)

装備開発部 装備技術開発グループ カラーチーム(入社時〜現在)
担当開発車種の全内装部品(シート表皮を除く)に対する色開発を担当しています。隣接する部品同士の色を合わせる事で内装全体のトータルコーディネートを実現し、お客様に満足頂ける商品を完成させるのが主な仕事内容です。

Q2.現在の職場に就職された動機を教えてください。

英語を使った仕事を希望していた為、海外業務の多いマツダ株式会社を受けました。

Q3. 大学時代に学んだことで何が仕事の中でいかされていると思いますか。

STAYS参加で得た、「何に対しても積極的に、また自発的に行動する姿勢」が仕事でも生かされていると思います。

Q4.在学中の想い出を教えてください。

在学中の一番の想い出は、オリゼミでリーダーを務めた事です。自らが考え行動に移す力、リーダーシップを取る力等が身についた、自分自身が大きく成長した三日間であったと思っています。

Q5.社会に出て初めて気がついたことや、苦労した点がありましたら教えてください。

技術系の部署に配属された為、まず車の開発に関する内容を理解習得し、さらにそれを英語で海外サプライヤーの方々等へ説明出来る様になるまでが、文系卒の私には大変でした。

Q6.仕事をしていて「嬉しかった」と思うエピソードがあれば教えてください。

初めて色開発を任された海外生産車種の内装が、主な販売国であったタイやオーストラリアにて高評価を受けた事です。生産スタートに至るまで、何度も海外出張へ行き、苦労して仕上げた車種だった事もあり、実際にカスタマーから高い評価を受けた事が非常に嬉しく、またやりがいを感じた事を覚えています。

Q7.これからチャレンジしたいことや、将来の目標を教えてください。

現在、夫の海外赴任に同行しドイツに住んでおり、また、息子二人(7歳、2歳)も幼い為、今後2年間は休職予定ですが、復職した際には、また新たな海外生産車種を担当し、市場から高い評価を受ける様な車を作りたいと思っています。

Q8.最後に後輩へメッセージをお願いします。

英語力はもちろんの事、社会に出る迄に、何事に対しても広い視野を持って、積極的に取り組む姿勢、チャレンジ精神を身につける事をお勧めします。一人でも多くの後輩の皆様が、今後、国際的な場で活躍される事を願っています。

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