この授業では、イギリス文学の歴史的・政治的・文化的背景を概観するとともに、各時代の代表的な文学作品の抜粋を原文で読んでいきます。
学生は、まず予習として、英語で書かれた教科書の指定範囲を読み、インターネット上に置かれたワークシートに取り組みます。


授業では、教科書の内容を再確認したあと、代表的な文学作品を読みます。予習や授業前半で確認した歴史・政治・文化・文学思潮・ジャンル特性・作家独自のスタイルなどが、作品にどのように表れているかを学生同士で話し合います。



毎回の予習で教科書を10～20ページ程度読むので、英語読解力が向上していきます。また、文学作品と時代背景を関連させて考察するので、イギリスの歴史や文化に関する知識も深まります。
「英語英米文学科」の学生ですから、英語を道具として使いこなせるだけではなく、言葉としての英語の裏にある歴史や文化を深く理解していることが重要です。そこで、この授業では、言語能力の向上と文化理解の深化を目指しています。

担当教員：田多良　俊樹