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平成28年度第2回英語英米文学会講演会が開催されました

2016.10.17

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10月6日(木)、28年度2回目の英語英米文学主催の講演会は、上智大学グローバル教育センター客員教授、味の素(株)社外監査役、東レ(株)顧問(元常務取締役)、村上 洋先生を講師にお迎えし、「グローバル時代の生き方」)のテーマにて開催されました。東レ(株)での41年間という長年のご勤務において、何度もの海外勤務も含めて、様々な部署でご活躍をされた経験談は、学生達にとって本当に刺激的なものとなりました。

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ご講演の最後に挙げていただいた、グローバル時代のコンピテンシー、「相手をリスペクトし、理解する」、「その上で、自分の立場は堂々と主張する」、「常に、『Fair and Reasonable』である事」、そして、「そのために自分を磨く(語学力、専門知識、表現能力、様々な経験を積む)」という4項目は、それらを自ら実践し成功をおさめられた方の言葉であるために、学生達には説得力のあるものだったようです。何度も頷きながら、メモを取っていました。 語学を専門としている学生達も、高い英語力にプラスしてグローバル社会で活躍をするために必要とされる大事な能力が他にもいくつもあることを認識したことでしょう。今後は、さらに真剣に、そして幅広く学習をしていってくれるものと思います。

学生達の感想をいくつか紹介します。
「事業は目に見える役割の人たちだけでなく、裏方の人たちの力があってこそ成り立っているというのを聞いて、心にとどめておくべき大事なことだと思いました。」
「あとで "良い経験だった"と言えるということはとても素晴らしいことだと思います。私もそう思えるように今を精一杯、全力で生きていきたいです。」
「グローバル社会で生きていくには、相手をリスペクトし理解しようとする態度を示しつつ、自分の意見もしっかりもっていくことが大事だと知りました。今後の留学に活かしていこうと思います。」
「『仕事は人についてくる』という言葉はとても印象に残りました。忘れずに大学生活を過ごし、社会人になりたいと思いました。」
「思いがけない移動や出来事の連続の中で、それをどれもよい経験だと話されていたのが印象的でした。学ぼうとする姿勢、何事も経験という考え方を、私も積極的に取り入れていこうと思います。」
「国際的にも科学技術に関しても貢献されていて素敵な生き方だと感じました。何事に対しても逃げず受けて立てば、新しい出会いやたくさん挑戦することがあるということを学びました。自分自身を見つめなおし、成長していきたいです。」

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講演会後、カープファンでもいらっしゃるという村上先生と英文科学生達とで、1号館で記念写真も撮りました。

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