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「大崎上島町に学ぶ サード」学科別セミナー奮闘記 vol.5

2017.09.26

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2日目(9月9日)に、「神峰園」生産者の横本正樹さんの農園に向かい、すだち摘みの体験を行いました。神峰園では、すだちをはじめ、シークヮサーやレモン、甘夏、カボス、ブルーベリーなど、様々な果物をはじめとする農産物を育てていらっしゃいました。普段スーパーで梱包された状態のものしか見たことがなかった私たちにとって、自分たちの手で摘むということ自体が新鮮で、すごくいい経験になりました。摘んだばかりの果物は切り口からいい匂いがして、五感で自然を体感できる貴重な経験となりました。
また、横本さんは昨年までJA広島ゆたかの代表理事組合長に就いており、農業の将来について私たち学生とお話してくださいました。外国の農業と日本の農業の違い、砂漠化の悪循環の仕組み、これからの日本の農業のあり方など、日頃深く考えていなかった分野だけに知らないことも多く、とても勉強になりました。将来を担う私たちは、今の日本を守っていくために、その後の世代に伝えていかなければならないという使命を感じました。
その後、現地で採れた食材を中心としたお昼ごはんまでいただきました。大崎上島で採れたイノシシ肉を使ったビーフシチューと、大崎上島にあるパン屋さん、とれたての野菜、横本さんお手製のジャムで食べるオープンサンドをいただきました。イノシシの肉自体を食べるのが初めてだったのですが、柔らかくて臭みもなく、とてもおいしいものでした。また、横本さんお手製のジャムはイチゴ、キウイ、ブルーベリー、レモンの四種類あり、どれも果実がそのままはいっており贅沢な味でした。私は個人的にレモンが一番おいしいと感じました。
今回の活動に参加し、農業についてご教示いただいたことで、自分の視野が大きく広がったように思います。視野をこれからも広めていき、多くのことを吸収し、自分の経験値にしていきたいです。(岡原)

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写真1) すだち摘みの様子



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写真2) 昼食のオープンサンド



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写真3) 大崎上島ブルーベリー発祥の地を伝える碑